鳥見んぐ フォトエッセイ

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<<   作成日時 : 2008/06/06 23:56   >>

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このブログの主な撮影地は、人の生活圏の至近(と言うか圏内)です。
だからこそ、自宅からほんの少し足を延ばすだけで こうも手軽に野鳥達のドラマが撮れもします。

ただ、人と人、がそうである様に、近過ぎる故の新たな問題点も生まれます。
直接、害を被らなければ、「可愛い!」 となりますが、実害(フン害や収穫物搾取等)を受ける方々にしてみれば、一転、「憎々しい!」 となりかねない事でしょう。 それをここで非難するつもりなど全くありません。 どちらも偽らざる本心でしょうし、人は人なのですから、人の生活が優先されて当然です。

「だって、あんなに可愛いのに … 」 との言い方は、言外に 「可愛くなきゃ駆除しても構わないけど。」 を 含む事になります。 いやそんなつもりではない、と仰る方は、鳥だらけになって溢れた地球を想像してみて下さい。 嬉しいですか? 要は、容姿だけを見てセンチメンタルに浸っているだけなのです。

「自然って素晴らしい!」 とは、安易に語られますが、四川大地震やミャンマーのサイクロンだって紛れもなく大自然です。 「いやいや、そっちの自然じゃなくて、この美しい風景の事だよ。」 と言うのであれば、それは 自然が素晴らしいではなく、「今見てるこの景色は素晴らしい。」 と言い直すべきなのです。

自然賛歌は素晴らしいとは思いますが、 容姿のみでの評価であれば、どこぞの美人コンテスト(の写真選考?)と同レベルな発想である事は自覚すべきです。
それが悪いと言ってるのではありません。 それはそれで 人の本能の一部なのだと思いますから。
動機が不純 と言われている事の大半は、実は純粋な発想なのではないかと、 私は密かに思っております(何故 密かに?苦笑)。

綺麗事 は、その名の通り 美しく 心地好く聞こえる言葉ですが、自分が第三者の時にしか使わないのも、また 人なのです。 害を受けた事がない人に、害を受けた人の本当の気持ちまでは判りません。

心地好い面だけを見て、見えない部分はその心地好さでカバーする、或いは 見たくない部分から目を逸らして見ようとしない行為 が、 如何に本来の姿を見失わせる事になるか。
それは、恋愛に置き換えて考えてみれば 容易に想像がつくと思います (って何の話だ!笑)。

                                      2008. 6. 6

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コメント(9件)

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核家族化などで人の生死に直接立ち会うことが少なくなった日本。だからこそ人からではなく人以外から学ぶべき事は、大昔以上に切実な問題なのかもしれません。なんかテレビ番組で環境問題のオンパレードの感がありますが、今だけ考えればいいってのは虫がよすぎると、ひねて「番組欄」を見ています。四六時中、電波垂れ流してエネルギー消費させていることには口を開きません。
こもれび
2008/06/07 23:48
>こもれびさんへ
実際に足を運ばない人にとって、情報源はマスコミのみとなりがちです。対人問題であれば実生活での経験から、「んな、TVドラマじゃないんだから」と 区別もつきましょうが、「んな、TVのネイチャー番組じゃないんだから」というセリフは終ぞ聞かれません。対自然の実体験が少な過ぎるからです。
実際に足を運ぶ方(の一部)も、どこまでも四駆で分け入って、固有の植生やら、ウミガメの卵やら踏み潰しておいて、ああ今日は自然を満喫してリフレッシュした〜また行こう、などとのたまってます。自分の足の裏で感じる、との発想はないらしく、疲れないことを優先しての“体感”です。
人間には色々な欲望がある、それでいいんです。その代わり、綺麗事も言うな、と。
自然は美しい、素晴らしい、と簡単に口にする人は、美しい 素晴らしい と感じる自分自身の事が美しくて素晴らしくて仕方が無いのでは?と私も斜めから見ています(苦笑)。
管理人Akira
2008/06/07 23:53
>心地好い面だけを見て、見えない部分はその心地好さでカバーする、或いは 見たくない部分から目を逸らして見ようとしない行為 が、 如何に本来の姿を見失わせる事になるか。
>それは、恋愛に置き換えて考えてみれば 容易に想像がつくと思います 恋愛は見たくない部分から目をそらしている、あるいは錯覚している・・・?その錯覚が、また、楽しくもあり、苦しくもあり・・・。
湖のほとりから・・・
2008/06/08 08:38
>湖のほとりから…さんへ
うぅむ、少し展開に無理があったかもです(笑)。恋愛においては目を逸らすと言うより完全に見えなくなってしまう訳ですから、そこには本人の意図もないでしょう。錯覚と言うか、幻覚?(苦笑)それらをハッキリ見分けられる程 冷静でいられたとしたら、それはきっと恋愛ではないのかも知れませんね(笑)。
管理人Akira
2008/06/08 17:57
ちなみに、写真はススメとスズメをかけてみたのですが …(汗)
誰も突っ込んでくれないので自白することに …(涙)
管理人Akira
2008/06/08 18:02
すべてのものには表と裏があるけれど でも人間は表裏一度に見ることって出来ないんですよね。せめて片面を見ているときでも その裏側を想像することは出来るはず。表裏合わせてひとつのものなのだから 片面だけでああだ、こうだと決め付けるのは確かに危険かもしれません。もちろん恋愛でも(笑)。でも、時には単純に 美しいものを美しいと思う心も必要かも。あまり難しいことを考えていると疲れてしまいそうです(笑)
のらペンギン
2008/06/09 02:15
Akiraさん、おはようございます。
>写真はススメとスズメをかけてみたのですが
これはすぐに分かりました〜♪その前の『小技を大切に!』を最初「小枝」と読んでいたので、理解するのに時間がかかりました(笑)。
湖のほとりから・・・
2008/06/09 07:01
>のらペンギンさんへ
人間にも、誰でも裏表があって、正直に両面見せるのが良いとは限りません。ペンギンさんの仰る様に、美しいものを美しいと感じられる心、弱いものを愛おしいと感じる心を、どんどん育てて増やせて行けたらどんなにかいいのに、と 今は強く思えます(特に、人間の裏側が表面化してしまった様な事件の後ですので尚更強くそう感じてなりません … )。
管理人Akira
2008/06/09 13:03
>湖のほとりから…さんへ
自分で解説する様になっちゃおしまいですね(苦笑)。いや、お恥ずかしい。『小技』は、タイトルに最大の小技を仕込んでおいたのです(プロの大技、アマチュアの小技、との意です)。特に誰も触れませんでしたが、まぁいいやと思ってました(苦笑)。
管理人Akira
2008/06/09 13:08

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